銀行の経済的役割
銀行のビジネスモデル
・国民(個人・企業)から預金を集め、それを企業に貸し付け(融資)、金利差を得る
→「借りて、貸す」
・銀行にとって預金は「借金」を意味し、国民にとっては「資産」である
・資本主義とは、民間企業が銀行から融資を受け、投資と生産を拡大しないことには成長しない
信用と金融
・信用:相手がいずれ払ってくれるという信頼
・金融:信用に基づき、金が金を生む仕組み
金融≒信用創造
投資とは
将来にわたり、供給能力を増加させるために、現在の資本を投じる活動
デフォルトとは
債務不履行。借金の利払いや元本返済ができなくなること
逆ザヤとは
貸し手への金利の支払いの分だけ、損を続ける状態
実質金利とは
物価の上昇率(インフレ率)などを考慮した上で、実質的にかかった金利
実質金利 = 名目金利 - 期待インフレ率
ディスインターミディエイション
証券会社にお金が集まることなどで、銀行が世の中にお金を回すことができなくなってくること
カウンターパーティ・リスク
金融取引上の契約相手との間に引き起こされるリスク
→自分たちが無理をしていなくても、契約相手の失敗により、こちらが被害をこうむるリスク