簿記の仕訳

仕訳のルール(取引の8要素)

【借方】   【貸方】
資産の増加  資産の減少
負債の減少  負債の増加
純資産の減少 純資産の増加
費用の発生  収益の発生

※借方の合計と貸方の合計はかならず一致する

資産グループの代表的な勘定科目

・現金
・普通預金
・当座預金
・受取手形
・売掛金
・貸付金
・有価証券
・繰越商品
・未収金(みしゅうきん)
・建物
・土地
・備品
・車両運搬具
・特許権
・著作権

簿記上の現金に該当するもの

・紙幣、硬貨
・他人振出小切手
・送金小切手
・配当金領収書

負債グループの代表的な勘定科目

・借入金(かりいれきん)
・支払手形
・買掛金
・未払金(みばらいきん)
・預り金
・引当金(ひきあてきん)

引当金

・退職給付引当金
・賞与引当金

純資産(資本)グループの代表的な勘定科目

・資本金
・繰越利益剰余金
・資本準備金
・利益準備金
・任意積立金

費用グループの代表的な勘定科目

・仕入
・給料
・通信費
・旅費交通費
・水道光熱費
・広告宣伝費
・保険料
・支払利息
・図書費
・接待交際費
・有価証券売却損
・固定資産売却損
・減価償却費

収益グループの代表的な勘定科目

・売上
・受取利息
・受取手数料
・受取配当金
・有価証券売却益
・固定資産売却益

まずは現金の動きを考える

まず現金の増減の動きを考え、あとは相手勘定を埋める(現金は資産グループ)

相手勘定とは

貸借(借方と貸方)が逆の勘定

勘定科目を選ぶ実務上のコツ

・科目をできるだけ増やさない
・一度決めたら継続して使用する(過去との業績が比較しやすいように)
・製造業・建設業では、原価を集計する勘定科目を設定する

「取引を擬制する」とは

現実には行われなくても、会計処理において、あたかも取引が行われたかのように処理する方法

取引の基本3種

・小切手
・掛取引
・手形取引
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